嫌いな自分。

2002年1月12日
夜、明日会う予定の彼から、電話がきた。
待ち合わせの時間や場所などを決めて、
たわいもない話をする。
でも、なんだか会話がはずまない。
ぶつ切れの会話。
どことなく重い雰囲気が流れる。

私はあまり電話が好きじゃない。
「好きじゃない」というより、「苦手」なのかな。
どちらかというと私は無口で、彼に限らず誰と
いても、聞き役になることが多い。
彼が話し好きなほうだから、普段は彼のテンションに
乗っかって会話を楽しむことができる。
でも、彼が疲れていてローテンションの時、
私の機嫌があまりよくない時、
今日のような状態になってしまうことがたまにある。

私はあまり沈黙が気にならないほうだけれど、彼は
つまらないと思っているんじゃないかと気になって、
「なにか話さなきゃ」と思ってしまう。
でもそう思えば思うほど、何を話したらいいのか
わからなくなる。

「かのと話してるとやっぱり落ち着く」
今日の電話で彼は言ってくれたけれど、
本当にそう思ってくれているのかな。
彼は本音じゃないことは口にしない人だから、
そう思ってくれたことはきっと嘘じゃないんだと思う。
でも、電話してる時に限らず、一緒に食事をしてる時、
ふと考えてしまう。

私と話していて、私と一緒にいて、
彼は楽しいと思っているのかな。

今日の電話では、こんな自分にイライラしてとげとげしく
なってしまい、彼の気分を悪くするようなことを言ってしまった。
そのまま電話を切ったのだけれど、言ってしまった一言が
気になって、彼に「ごめんなさい」のメール。
彼は「気にするなって。冗談で言ってるのはわかってるから」。

冗談でも言って欲しくないことだったのにね。
私はそれをわかっていたはずのに。

私はなんにも変わってない。
こんな自分が嫌だ。変わりたい。変わらなきゃ。


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