何もできない自分。

2002年2月26日
今日の帰り、同期の子が仕事のことで泣いていた。
彼女はいつも忙しくて残業もたくさんしていて、それでも
いつも元気で、私から見れば充分仕事をこなしていた。
だけどここ数日キャパオーバーになっていたみたいで、
実は今日は一日中、パソコンに向かいながら今にも泣き出し
そうなくらい、もういっぱいいっぱいだったらしい。

駅まで一緒に歩きながら彼女の話を聞いていたのだけれど、
こんなときになんて声を掛けてあげたらいいのか
わからなかった。
彼女の心を軽くする一言が、私にはわからなかった。

結局何一つ気の利いたことを言えないまま、別れてしまった。


つらいことや悲しいことがあったとき、何かに悩んで
いるとき、弱っちい私は一人じゃ抱えきれなくて、
いつも彼や友達に支えてもらっている。

けれど、私が逆の立場になっていることはあるのかな。

私は誰かに何かを与えることができているんだろうか。
私は誰かの支えになっているんだろうか。


自分が弱っている時はいっぱい人の力を借りてるくせに、
人が弱っている時には何もできない私。
今日のこの一件で、自分がなんだかとてつもなく
薄っぺらい人間に思えた。



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